2008年03月01日
生きる力
生きるということは |
幼児期の遊びは一見無駄なようですが、実は将来の学びのための基礎づくりなのです。 特に次のような ?ものごとに熱中し、没頭するという経験 ?「いっちょうあがり」というような経験の仕方ではなく、納得いくまで自分で探求し試す経験 ?人からやらされるのではなく、自分が探索、挑戦、創造するなどの「主人公」になる経験 ?本気で外の世界とかかわり、世界が拡がっていくという経験 ?頭でわかるのではなく、全感覚器官を働かせて「からだでわかる」とか「全身で実感する」という経験 がある遊びを豊富に積み重ねることが大切です。 (青山学院大学教授佐伯胖) 幼児期にいろいろなことに意欲があって、どれだけ全身で豊かな経験をしてきたかで、子どもたちの将来が変わっていくような気がします。子どもたちが主体的に遊べるような環境をつくることが、大人の仕事ではないでしょうか。 |