思いでのかたち

  思いでのかたち

みんなそれぞれに思いがあるから
心に残る思い出の風景も違う
だから、かけがえのない大切なもの
 生きている限り、生きている人の数だけ思い出がある。
そして、その思い出はそれぞれに違う。
それは、それぞれに違う心を持っているから。
心は何よりも大切なもの。
生きていくかたちさえ変わるほど大切なもの。
大人になったときに、生きることを支えてくれるのは、やさしく、
あたたかく、やわらかい思い出。
そんな、思い出と心が、ゆっくりと時間をかけてかたちになって
いくのが幼い子ども時代です。
みんなで一緒にていねいに、子どもたちの心の中に「あたたかい
日だまりのある場所」をつくってあげましょう。
そこが、この世で最も大切な「心の帰るところ」になるのです。
生きていくために必要な場所だから、無いと困るのです。
目に見えない「心」だけど、いつも子どもたち一人ひとりの「心」
を感じていたいと思います。