おいしいものを食べるより
ものをおいしく食べる工夫

おいしいものを食べるより
ものをおいしく食べる工夫

 お泊まり保育の朝食は、炊きたてのご飯とみそ汁とたくわんです。子どもたちの食欲は旺盛で、おかわりを何度もしながら楽しそうに食べます。
 料理をおいしく食べるには、食材が本来持っている味を最大限に引き出すこと。出来たてを食べること。それにみんないっしょに食べること。という三条件が必要です。
 おいしい食べ物を探すことに情熱を傾けるより、季節にあった旬の食材を使っておいしく食べる工夫をした方が、豊かな食生活につながるような気がします。
 子ども自身の「好き」と思える世界を広げるお手伝いが育児だと考えるなら、子どもといっしょになって、大人自身も身近な食の世界を好きと思えるように工夫して楽しんでみませんか。
 工夫することが心の豊かさへの第一歩だと思います。